「10.大筆」の記事一覧
-
書道・参考手本【細かい雨】毛筆・大筆・楷書
【細かい雨】 競書誌「暁」6月号の小学3・4年生の課題より。 〈アドバイス〉 【細】・・・半紙4文字書きで文字の幅が制限されるので、文字が小さくならない工夫が必要。 僕の場合は、隣にくる文字が「い」なので、糸へんをやや左側に配置し(5画目の左払いは四分割枠から少し出ています)、「田」のスペースを確保しました。 【か】・・・1画目のカーブでは、筆圧を少し弱めます。ハネの部分の方向に気をつけましょう。 【い】・・・2画とも始筆の高さをそろえます。その間の空間は広くします。 【雨】・・・中の4つ点は、1つずつ丁寧にしっかりと書きましょう。その大きさは同じくらいが良い。 各字の細かいアドバイスは下記の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「細かい雨」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【か】の書き方はこちら >【い】の書き方はこちら >【雨】の書き方はこちら ※【細】の書き方はまだ投稿がありません。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆
-
【書道】「梅」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【梅】の書き方 梅雨の季節 「梅雨」の語源は、梅の実が熟する頃(初夏の5月から6月頃)に降る長雨であることから、「梅雨」と呼んだという説があります。 諸説ありますが、、 〈アドバイス〉 ①木へんは1/3、「毎」は2/3くらいの割合の幅で書くと収まりが良いです。 かなり左側に木へんを書きます。 ②木へんの縦画は、書き方ポイントで示した部分を長くしておくと、「毎」(特に「毋」)が書きやすくなります。 ③ 1画目と6画目は、だいたい同じ高さから書き始めるとバランス良く書けます。 ④ 8画目のハネの部分は、小さいですがしっかり書きたい。 ⑤「毎」の横画の角度は異なるので、確認しましょう。 ※ 8画目のハネの後、墨継ぎをするつもりはなったのですが、穂先がねじれていたので墨を少し付けて整えました。 一字の中では、なるべく墨継ぎを減らした方がリズム良く書けると僕は思います。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆
-
書道・参考手本【早おき】毛筆・大筆・楷書
【早おき】 僕は少し早く起きて、余裕のある朝になるように心がけています。 夜に弱いので就寝も早め。 普段、0時を過ぎて寝ることはほぼないです。 競書誌「暁」6月号の小学2年生の課題より。 〈アドバイス〉 【早】・・・5画目の横画を長く強調するため、「日」は幅広にならないようにする。 【お】・・・2画目は、中心線より左側から書き始めることがポイント。 【き】・・・1・2画目は短くしすぎないようにして、文字のスケールの大きさを保ちたいですね。 各字の細かいアドバイスは下記の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「早おき」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【お】の書き方はこちら >【き】の書き方はこちら ※【早】の書き方はまだ投稿がありません。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆
-
【書道】「永」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【永】の書き方 書の基本!! 「永」という一字には、楷書の基本となる8種類の点画が含まれています。このことを表した言葉が「永字八法」です。 ❖ 永字八法の基本技法 ❖ 1. 点(側・そく) 2. 横画(勒・ろく) 3. 縦画(努・ど) 4. はね(趯・てき) 5. 右上がりの横画(策・さく) 6. 左払い(掠・りゃく) 7. 短い左払い(啄・たく) 8. 右払い(磔・たく) 基本的な筆の運び方を学ぶ事ができます。 しかし、この「永」の字をマスターすれば、どんな漢字も書けるということにはなりません(^_^;) 様々な文字に当たって、他にもある点画(運筆)の練習をすることが大切だと思います! 基礎・基本をしっかり定着させて、色んなことにチャレンジしてください。 〈アドバイス〉 ① 2画目の縦画は真っ直ぐ長く。 最後のはねは、そこまで力を加えないです。力が強いと重い印象になったり、コブができたりします。
-
【書道・臨書】唐・太宗 晋祠銘「玄化曠而無名」(毛筆・大筆・行書)
臨書 唐・太宗 晋祠銘 「玄化曠而無名」 久しぶりの参加。 作品制作の合間の臨書は、いい気分転換になりました! ん〜「曠」は納得いかないなあ。。 #週一枚の臨書課題だから #参加型書道 @shu_1mai (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆
-
【書道】「苗」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【苗】の書き方 田植えの時期ですね。 5、6年前まで田植えをしに、ほぼ毎年帰省していました!自然の中で土に触れるのはすごく気持ちいいですよ。 今は祖父が高齢で、近所の方に任せているので田植えで帰ることはなくなりました。 最後の写真は、3歳になる少し前の僕です。 畔からカブトエビやカエルなどを捕まえようとして田んぼに落ちた瞬間ですね。 〈アドバイス〉 ①“草かんむり”と「田」の幅は異なります。 この2つのバランスが難しかったです。「田」は小さくする方が引き締まった文字になると思います! ②横画の角度を同じくらいすると形が整います。角度があまりにも異なると、文字がガタガタして見えます。 ③ 2・3画目の下部は、1画目(横画)からあまり出さない/そろえる。そうすることで、下にくる部分のスペースの確保と点画との衝突が避けられます。 ④「田」の4つの窓の大きさをなるべく等しくします。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区)
-
【書道】「飛」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【飛】の書き方 ずっと楽しみにしてた『トップガン マーヴェリック』を観てきたので、この漢字にしました。 実は、2日連続で字幕版とMX4Dの吹替版を観ました。 めちゃくちゃかっこよくて最高でした!! もう1回観に行ってもいいくらいです! 〈アドバイス〉 ①書き順に注意です。今一度ご確認を。 ②縦画は、長くまっすぐ書きます。中心線上に書きますが、文字全体の中心やバランスを考えると、やや左寄りの方が良いと思います。 ③ 1画目のハネは小さくして、2・3画目との衝突を避けたい。 僕のは少し重なりました、、 ④ 1画目と7画目の横部は右上がりにして平行。 また、折れた後は少し内側に反らします。→垂直方向に少しだけ進み、右側に張り出します。 ⑤ 7画目は、4画目(縦画)の中央より上を通ります。これは、文字の重心を少し上げるためです。 ⑥ 7~9画は、1~3画よりも大きく広く書きます。 ※半紙への朱の書き込みが多く、見づらくなりました。2枚に分けるべきでした(^_^;) (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。
-
書道・参考手本【あか】毛筆・大筆・楷書
【あか】 競書誌「暁」6月号の小学1年生の課題より。 〈アドバイス〉 【あ】・・・文字の中の空間がどのくらいなのか、よく確認しましょう。 2画目の始筆と終筆のラインは異なります。中心線上から書き始め、中心線やや左側で終わります。 【か】・・・1画目のカーブは中心線あたりで曲がります。2画目は長くしないように。 各字の細かいアドバイスは下記の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「あか」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【あ】の書き方はこちら >【か】の書き方はこちら (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。
-
【書道】「吉」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【吉】の書き方 年始に地元・香川の善通寺で引いた“大吉”。 ポジティブな僕がさらにポジティブになる内容でした。 〈アドバイス〉 ①「口」の幅と大きさには気をつけたいです。幅は3画目の横画より少し狭くしましょう。 ②「士」と「口」との中心をそろえましょう!左右対称を意識すると良いです。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について >東京・赤坂教室について >京都・御所南教室について Youtubeとインスタグラムでも書き方のポイントなど書道・習字について投稿しています。
-
【書道/習字】「正直な人」の書き方とコツ&お手本(毛筆・大筆・楷書)
【正直な人】 競書誌「暁」5月号の小学5・6年生の課題より。 正直な人の特徴ってなんだろう?自分はどんな人間だろう?と考えちゃいました(^_^;) 〈アドバイス〉 【正】・・・上下の横画はやや反らします。背が低くならないように。 【直】・・・「目」は細めに。 【な】・・・概形は逆三角形。結びの終わりは右下に下げます。(僕のは少し大きかったかな) 【人】・・・他の三字(特に「正・直」)に負けないように堂々と書きたい。何か工夫を。 「直」とは重心を揃えるといいですよ。 各字の細かいアドバイスは下記の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「正直な人」では、四文字を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【正】の書き方はこちら >【直】の書き方はこちら >【な】の書き方はこちら >【人】の書き方はこちら (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら