「10.大筆」の記事一覧
-
【書道】「忍」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【忍】の書き方 かっこいい漢字ではありますよね。 〈アドバイス〉 ①正方形くらいの「刃」が、扁平な「心」の上にのっている形です。 ② 1画目のはね部は、中心線手前で止まってからはねます。 ③ 3画目の点はしっかりと書きましょう。 ④「心」の最後の点は、左の点より少し高い所に書きます。 ⑤「心」の等間隔にする所について。 3等分(1-2画と2-3画と3-4画目)とする解説もありますが、僕は幼い頃に教わった4等分で書いています。「1-2画」と「2-3画」と「3画目-左上へのハネ」と「左上へのハネ-4画目」です。(画像参照) 3等分だと、最後の2つの点の関係が近く感じてしまいます。幼い頃からこの形でずっと書いているせいか、4等分がしっくりきます。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。
-
【書道・参考手本】まん月(毛筆・大筆・楷書)
【まん月】 本日9月10日(土)は「中秋の名月」。 今年は満月と重なるので、お月見したいですね! 今夜は月見バーガーを食べようかな? 競書誌「暁」9月号の小学2年生の課題より。 〈アドバイス〉 【ま】・・・2本の横画はほぼ同じですが、もとになった「末」の字のことを考えると、2本目をわずかに短くたい。結び部では正しく筆を使いましょう。 【ん】・・・中心線から左斜めに長く書きます。2ヶ所の折れ部では一旦止まりましょう。波や蛇のようにくねくねと書かないようにしてくださいね。 【月】・・・細長い文字の形。1画目は垂直部を長くして払います。他のひらがな二字【まん】より少し大きく書きましょう。 各字の細かいアドバイスは以下の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「まん月」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【ま】の書き方はこちら >【ん】の書き方はこちら >【月】の書き方はこちら (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら
-
【書道】「赤」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【赤】の書き方 〈アドバイス〉 ① 1画目は直線的または下に反らす、3画目は長く上に反らして書きます。 ② 4画目の左払いは、垂直部を長くして払います。「月・川」の1画目をイメージすると良いでしょう。 ③ 6、7画目は、左右にを離したカタカナの「ハ」をイメージして書きましょう。それぞれは小さめです。 また、大きさや高さを同じくらいにすると、より整って見えます。 7画目はもう少し横方向(斜め)でも良かったかもです。 ④上部と下部とのバランスが難しい字です。「土」の高さと幅に対して、下部(4~7画目)をどのくらいの高さにするかを考えながら練習しましょう。 18時頃に投稿しようと思い、書いたものを確認すると、字形(アドバイスの④)が気に入らなかったので、書道教室を終えた後に居残りで書き直しました(^_^;) そのため、今日は投稿が遅くなりました。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。
-
【書道】「記」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【記】の書き方 言偏の練習! 日記、記憶、記念、筆記など「記」のつく熟語は多いですね。 〈アドバイス〉 ①言偏の注意点。 言偏における軸を決めて書きましょう。画像で図示したように、1画目の点を軸にすると良いです。左側に張り出した形になりますが、「点・横画3本・口」を縦に通しましょう。 また、横画の長さの違いと「口」の大きさにも注意が必要です。 ②「己」の横画の書き始めの位置は、言偏の横画をヒントにすると良いでしょう。8画目(「己」の1画目)は言偏2画目と同じ高さ、9画目(「己」の2画目)は言偏3・4画目の間くらいの高さです。 ③「己」の1~2画目と3画目の高さは、3画目の方が高い。つまり、「己」は重心を高めにします。 ④横画の角度は全てほぼ平行。右上がり過ぎには気をつけましょう。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >
-
【書道・参考手本】さわ(毛筆・大筆・楷書)
【さわ】 競書誌「暁」9月号の小学1年生の課題より。 〈アドバイス〉 【さ】・・・1画目は長く右上がりに、2画目は少し内側に反らすように書きます。2画目については、直線的に書いても良いと思います。 【わ】・・・1画目の縦画は中心線よりかなり左側から書き始め、長めに書きましょう。→「ね・れ」にも同じ事が言えます。 2画目は、2つの折れ部では一旦止まって軽く押さえ直します。大きな右回転では高さと大きさに気をつけましょう。 各字の細かいアドバイスは以下の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「さわ」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【さ】の書き方はこちら >【わ】の書き方はこちら (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。
-
【書道】「第38回 読売書法展」湯淺の出品作品「王貞白句」
第38回 読売書法展 「王貞白句」 170cm × 70cm 今年から幹事として出品です。 2行目頭は敢えて画数の少ない「生」で見せることを試みた作品。もちろん「焼籠」でも。 「作品中にもっと異なる渇筆表現を取り入れよう」と思いました。そのバリエーションを増やすことが今後の課題です! 見に行くのが会期ギリギリになってしまいました(^_^;) (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について >
-
【書道】「令」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【令】の書き方 「令和」という年号を書く機会はありますか? ある!という方は参考にしてみてください。 〈アドバイス〉 ①“ひとがしら”は大きく伸びやかに。 ② 1画目の始筆部を少し出すため、2画目は1画目の書き始めより少し下からスタートします。 ③中心線上にくる点画に注目しましょう。1画目の始筆部、3画目と5画目の点に注目です。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について >東京・赤坂教室について >京都・御所南教室について
-
【書道・参考手本】秋空高し(毛筆・大筆・楷書)
【秋空高し】 競書誌「暁」8月号の小学5・6年生の課題より。 少しずつ秋の気配を感じますね。 まだまだ暑いですが・・・ 今回の参考例はメリハリがあまりないですね。 〈アドバイス〉 【秋】・・・左側の“のぎへん”は背を高くしておくと、右側の「火」が書きやすいです。最終画の右払いをうまく半紙に収められるように工夫しましょう。 【空】・・・この字の部首は“ウ冠”ではなく、“穴冠”です。「エ」はその穴冠の中に収めます。 2画目をもう少しだけ左側に書いて、幅を出したかったかなと。 【高】・・・ほぼ左右対称の形。7画目の横画は、2画目の横画より長く書きます。 【し】・・・中心線より左側から書き始めます。垂直に長く進み、カーブして右上45度くらいの方向に払います。 各字の細かいアドバイスは以下の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「秋空高し」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【秋】の書き方はこちら >【空】の書き方はこちら >【高】の書き方はこちら >【し】の書き方はこちら (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。
-
【書道】「号」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【号】の書き方 住所やマンションの号室でよく使う漢字ですね! 〈アドバイス〉 ①「口」は中心に。 ② 4画目の横画は、長く上に反らすように書きます。また、この上下(「口」と最終画)との間隔はよく似ていると整って見えると思います。 ③ 5画目の2ヶ所の折れ部は、しっかり折れましょう。1つ目の折れでは、筆の角度を約45度くらいに打ち直すようにすると良いと思います。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について >東京・赤坂教室について >京都・御所南教室について
-
【書道】「美しい雲海」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・行書)
【美しい雲海】 余った朱墨液で書きました。 日本武道館の月刊「書写書道」8月号の中学生課題より。 書写の行書を投稿するのは初めてかなと。 上から下へ流れるようにリズムよく書きました! 行書だからと、ただ線を続ければ良いということではありません。 逆筆(進行方向とは反対の方向に軽く筆を入れる)部や転折部などでは、分かりづらいかもしれませんが軽く止まっていますよ。 6マスの罫線入り下敷きは目安です。 マス目より中心線をよく見て書いています! (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について >東京・赤坂教室について >