「10.大筆」の記事一覧
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【書道】「辺」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【辺】の書き方 “しんにょう”の漢字、初登場です。 苦手な方は必見です。 1番のポイントは下の③です! 〈アドバイス〉 ①「刀」の左払いを長くしないように。長すぎると“しんにょう”と衝突してしまいます。 ② “しんにょう”の漢字は、“何か”を載せた形になります。 文字の形を例えるならば、カタツムリやトラックですかね。本体や車体が“しんにょう”、殻や荷物が“何か”です。 この場合、しんにょうの上に「刀」を載せています。 ③しんにょうの画数は3画です。 2画目は左端の方から書き始めます。 2画目の左下→右下→左下へ書く所は、横画幅の右半分のスペース内で滑らかに動かします(カクカクにならないように)。 ④最終画の右払いの角度は約15度くらいです。 ⑤最終画の徐々に筆圧を加えて一旦止める所については、上に載る“何か”の概形の右のラインあたりです。 これは、上に載せるものよって若干変わるので大体で覚えておいてください。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆
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【書道】「生」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【生】の書き方 1番下の弟の誕生日が近いのでお祝いを贈りました。 ミルク飲ませたり、オムツ替えたり、離乳食を食べさせたり、一緒に昼寝したりしてた赤ちゃんだった弟がもう21歳ですか、はやい。 〈アドバイス〉 ① 1画目の左払いの位置をしっかり考えましょう。 ② 2画目の横画はやや長めの方が良いと思います。 ③ 3画目は1画目より高い所から書き始めて、頭を出したい。 ④ 3本の横画の書き方は「三」と同じで、下に反らす、直線的に、上に反らす、です。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >
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書道・参考手本【茶つみ歌】毛筆・大筆・楷書
【茶つみ歌】 競書誌「暁」5月号の小学3・4年生の課題より。 ほんとにこの学年の課題?と思ってしまうくらい難易度高めですが、これも勉強です! 〈アドバイス〉 【茶】・・・草かんむりの縦画を内側に入れすぎないようにします。そうすると、4・5画目の起筆が草かんむりに上手くはまります。 「ホ」は背を高く。 【つ】・・・左端から書き始めて、扁平な文字の形にします。 【み】・・・1画目は、左下への斜線部を長くし、最後は右下に下げましょう。 【歌】・・・「可」を上下に重ねますが、大きさが異なります。上が小さく、下が大きい。3と8画目の折れの、5と10画目の縦画のラインをそろえるといいと思います。 「欠」の人部の左払いは垂直方向に進んで払うとバランスが取りやすいかも。 (1画目はもう少し左から始めた方が良さそうです) 各字の細かいアドバイスは下記の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「茶つみ歌」では、四文字を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【つ】の書き方はこちら >【み】の書き方はこちら >【歌】の書き方はこちら ※【茶】の書き方はまだ投稿がありません。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。
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書道・参考手本【はつ音】毛筆・大筆・楷書
【はつ音】 競書誌「暁」5月号の小学2年生の課題より。 〈アドバイス〉 【は】・・・結びは扁平に。 【つ】・・・左端の方から書き始めて、腕全体を使って大きく回転して払いましょう。 【音】・・・「立」と「日」との関係をバチっと決めたいですね。「立」は扁平に、「日」は縦長に書きます。 各字の細かいアドバイスは下記の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「はつ音」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【は】の書き方はこちら >【つ】の書き方はこちら >【音】の書き方はこちら (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区)
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【書道】「耳」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【耳】の書き方 最近ジメジメしてますね。 墨をたくさんつけて書きたいのに、滲むので少し嫌な時期。 〈アドバイス〉 ①書き順に注意しましょう。3画目は短い横画です。 ② 1画目は“直線的”もしくは“やや上に反るようように”書くと良いと思います。僕の場面は後者。 ③ 3、4画目は5、6画目が来るでろう位置を予測して書きます。どういう長さ・間隔が適切か考えましょう。 ④ 5画目の角度に気をつけましょう。3つの窓の大きさをだいたい揃えたいです。上げ過ぎると、1番下の窓の大きさが狭くなります。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について
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【書道】第54回 現創会書展(2019年)湯淺の出品作品「司馬光句」
過去の作品 第54回 現創会書展-2019年- 「司馬光句」(170cm × 70cm) 京都の展覧会。 倪元璐風を試みた作品。 字中の空間をつぶしてしまい、広やかさがないです。 今、読売書法展に向けて倪元璐調のものも制作中なので、3年前の反省を生かしたい! (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について >東京・赤坂教室について >
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【書道】「利」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【利】の書き方 部首は刀部(かたな・りっとう)です。 のぎへんではないですよ。 「利」の草書体が平仮名の「り」に、旁(つくり・右側)が片仮名の「リ」になりました。 〈アドバイス〉 ① 1画目の払う角度がうまく書けない時は、真横に払う意識で書いてみてください。 ②最終画は長く伸びやかに書きましょう。真っ直ぐ線を引く練習にもなりますね。 最後のハネは気を抜かず丁寧に。 〈余談〉 僕は右利きなんですが、無意識に左手を使っていることが多い気がします。 宅配ボックスのダイヤル錠、ペットボトルの蓋の開閉などは左手ですね。 他にも左手を使っているシーンはたくさんありそう。 ちなみに、ボーリングは左手だけで100点前後はとれます。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区)
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【書道・臨書】王羲之 黄庭経「謹蓋蔵精神還」(毛筆・大筆・楷書)
臨書 王羲之 黄庭経 「謹蓋蔵精神還」 久しぶりに臨書を! 教室終わりに3枚だけ書きました。 細かい所まで観察できていないです。。 ふっくらとした線でありながら強さがあります。 細い横画を用いることによって、字中の空間が広やかな文字になっています。 「蔵」の反り部は、筆の先で紙を切り裂くような鋭さがあります。 #週一枚の臨書課題だから #参加型書道 @shu_1mai (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >
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【書道】「雨」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【雨】の書き方 明日からの天気予報、雨マークが多めですね。 〈アドバイス〉 ①ほぼ左右対称な文字。 ② 1画目は短くなり過ぎないように。 ③ 4つの点は、1つ1つ丁寧にしっかり書きましょう。同じ大きさで書くと良いでしょう。 ④左右の縦部の下は揃えるようにと図示していますが、右の縦部を少し長めに書いても良いと思います。 その方が、文字の形が落ち着くかもしれないです。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について >
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書道・参考手本【そと】毛筆・大筆・楷書
【そと】 競書誌「暁」5月号の小学1年生の課題より。 〈アドバイス〉 【そ】・・・脚が長く見える工夫がほしい。線を細めにする、右上がりを少しキツくするなど。 考えながら書いてみましょう。 【と】・・・2画目は右上の遠くの方から始まり、回転部は腕全体を使って大きくカーブさせます。 ▷半紙への収め方・・・「と」の1画目と2画目の始筆部の高さが異なることを生かして、【そ】と【と】をパズルのようにはめ込むと良いと思います。 もちろん、2文字とも小さく書き、それぞれのスペースに収まるようにしてもOKです。 各字の細かいアドバイスは下記の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「そと」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【そ】の書き方はこちら >【と】の書き方はこちら (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区)