「13.楷書」の記事一覧
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【書道】「発芽の時」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【発芽の時】 令和4年度JA共済 全国小・中学生書道コンクール、小学6年の半紙課題より。 この課題は、隣の文字のギリギリを攻めました! 上記の手本動画では、【の】の払いはもっと上手く払いたかったですし、【時】の位置が少し下がりました。反省点多め(^_^;) 〈アドバイス〉 【発】・・・左右払いの下の高さをだいたいそろえます。“癶(はつがしら)”の中に下部を収めます。 “癶(はつがしら)”の大きさ、左右払いの長さ・角度など、上手く収めるには工夫しなければならない事がたくさんありますが、バランス良く書ける形を見つけましょう。 【芽】・・・草かんむりの縦画の下部をそろえて、「牙」を書きやすくしましょう。「牙」の足を長く見せたいので、横画をやや細くしたり、上に反らせると良いかも。 6画目の最も長い横画は、隣に来る【時】との関係を考えて、どこから書き始めたら良いか考えよう。左に大きく張り出すのは避けた方が良いかも。 【の】・・・隣の【発】の左払いの位置に注意しながら書きたい。他の漢字3字より少し小さく書きましょう。 【時】・・・「日」も「寺」も幅広になりすぎないように。6画目(「寺」の2画目)の始筆をしっかり出すことで、スッキリ見えてスケールが少し大きくなります。【芽】との重心をそろえましょう。 僕のは、少し大きくなりました(^_^;) それか、【芽】が小さかったのかも、、 この夏休みにコンクール課題に挑戦する子供たちには、反省と修正を繰り返しながら精度を高め、自分の納得のいく作品を仕上げてほいです。 その努力は次に生かせると思います! 各字の細かいアドバイスは下記の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「発芽の時」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【芽】の書き方はこちら >【の】の書き方はこちら ※【発】と【時】の書き方はまだ投稿がありません。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室)
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【書道】「車」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【車】の書き方 ドライブに行きたくなりました。 〈アドバイス〉 ①左右対称な文字の形に。 ②最終画の始筆部分を、1画目の横画からしっかり出しましょう。 ③1、6画の横画に対しての最終画の出し具合について。6画目に対しての方を長めに出すと、文字の重心が少し上がり、格好が良くなります。 最後の筆を離す方向が気に入らないのは僕だけでしょうか(^_^;) 穂先を真ん中に集めたかったです、、 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について >東京・赤坂教室について >
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【書道】「喜びの歌」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【喜びの歌】 令和4年度JA共済 全国小・中学生書道コンクール、小学5年の半紙課題より。 〈アドバイス〉 【喜】・・・太細を使ってメリハリのある文字になるように心掛けたい。横画の間隔は狭くしたり、下に反らす・直線的・上に反らすの書き方を用いたりして、文字が大きくなりすぎないように工夫しましょう。 【び】・・・下部の折り返しは中心線より左側で軽く止まり、右上の方向に進みます。朝顔の葉っぱをイメージすると良いです。終筆と濁点( ゛)はしっかりと書きましょう。 【の】・・・中心線上から書き始め、左下へ少しカーブしながら(弓のようにしならせて)進みます。この後、左上方向に上がり、腕を使って大きく回転させ、中心線あたりを目掛けて元気よく払いましょう。 【歌】・・・偏と旁(文字の左側と右側)との高低は極端につけない方が良さそうです。少しだけ「欠」が上がるくらいで。 2つの「口」は小さく書きますが、中の空間が潰れないように。 各字の細かいアドバイスは下記の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「喜びの歌」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【喜】の書き方はこちら >【ひ】の書き方はこちら ※【び】の書き方はまだ投稿していないため、代わりに【ひ】の書き方を載せています。 >【の】の書き方はこちら >【歌】の書き方はこちら (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。
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【書道】「祭」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【祭】の書き方 先日、京都で祇園祭を少しだけ楽しみました! 〈アドバイス〉 ①上部と下部「示」のバランスを考えながら書きましょう。 ② 2画目の左払いと6画目の右払いは下のラインを「だいたいそろえる」とアドバイスとして書き込んでいますが、右払いが少し上でも問題ありません。 ③ 2画目の左払いは最後まで力強い線質で書きたい。 ④ 6画目は中心線上から書き始め、だんだん力を加えて太くしていき、一旦止まって払います。 ⑤ 10、11画目は高さと大きさを揃えると、形が整って見えます。ともに大きめに書いた方がバランスが取りやすいと思います。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。
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【書道】「友達」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【友達】 令和4年度JA共済 全国小・中学生書道コンクール、小学4年の半紙課題より。 上記の手本動画では【友】をほんの少しだけ小さく書きました! 最も集中したのは、動画でも分かると思いますが、【達】の「羊」です。 線を細くし、その間隔を揃えて狭くするので慎重に書いています(^_^;) 〈アドバイス〉 【友】・・・2画目の頭(始筆の部分)をしっかり出し、払う角度が倒れすぎないように気をつけましょう。2本の左払いは角度が異なります。 「達」がどうしても大きくなるので、左右の払いを伸びやかに書き、スケールを大きく見せると良いと思います。 【達】・・・1~9画目は線の太細を付け、横画の間隔は狭めにして書かないと半紙に収まらないので工夫を。また、細くなり過ぎて弱く見えないよう書きましょう。 しんにょうはメリハリのあるように書きたい。例えば、折れをしっかり、右払いはだんだん太く、など。 “ 1~9画目(右側)” と “しんにょう” は寄り添うように書きましょう。バラバラにならないように。 僕のは、最後の払いが少し長かったかな(^_^;) 各字の細かいアドバイスは下記の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「友達」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【友】の書き方はこちら >【達】の書き方はこちら (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室)
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【書道】「京」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【京】の書き方 東京と京都。 ともにご縁のある地。 東京は書道教室やお仕事、京都は所属する書道のグループがあります。 京都に行くのは、地元香川に帰るより多いです。 〈アドバイス〉 ①ほぼ左右対称の形です。 ② 1画目と6画目の縦画は中心線上に書きます。 ③「口」はやや小さく書いた方がバランスが取りやすい。 ④ 7、8画目はほぼ同じ高さ・大きさにすると左右対称度がアップしますよ。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。
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【書道】「鳥」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【鳥】の書き方 何となく「鳥」を書いてみようと練習しましたが、上下のバランスが難しいです(^_^;) 上部をゆったりを書くと、かなり背の高い字になってしまいますし、、 〈アドバイス〉 ① 1画目の短い左払いはしっかり見えるようにしてスッキリさせましょう! ② 2画目の縦画は長めに書く良いですが、どのくらい長くすれば右側が書きやすいか確かめましょう。何パターンか試してみましょう。 ③横画は全てほぼ等間隔で同じ角度。細く書いて、その間隔を広く見せたい。 ④ 7画目折れ部の後は、「力」のように少し膨らみながら内側に進みます。ここの高さがあると、この後の4つの点が書きやすいです。 ⑤ 4つの点について。 左から、大・小・小・中という大きさです。 また、1つ目の点だけ左下に進む書き方(ウ冠や雨冠の2画目をイメージ)です。他の3つと同じ方向でも問題ありませんよ。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区)
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【書道】「ひまわり」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【ひまわり】 令和4年度JA共済 全国小・中学生書道コンクール、小学3年の半紙課題より。 〈アドバイス〉 【ひ】・・・下部の折り返しは中心線より左側で軽く止まり、右上の方向に進みましょう。終筆はしっかりと。朝顔の葉っぱをイメージして書くと良いかも。 文字の傾き具合・内側の空間の大きさで形が決まります。 【ま】・・・背の高い文字。1・2画目の位置が下がらないように。3画目の垂直部は中心線やや右側(線の左端が中心線を通る)に書くと、結びがどっしりとし、バランスが取りやすいと思います。 【わ】・・・1画目の縦画は中心線より右側から長く書きましょう。左端の部分は半紙からはみ出ないようにゆっくり丁寧に書くと大丈夫ですよ。あとは、腕を大きく使って卵形になるように回転して、中心線を目掛けて元気よく払いましょう。 【り】・・・本来は、内側の空間が狭い縦長な字形ですが、そのままだと「り」だけ弱く見えるので今回はひと工夫が必要です。 僕は、内側の空間を広くしましたが、もっと広くしてもいいかもです。 各字の細かいアドバイスは下記の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「ひまわり」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【ひ】の書き方はこちら >【ま】の書き方はこちら >【わ】の書き方はこちら >【り】の書き方はこちら (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。
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【書道】「宝」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【宝】の書き方 サマージャンボ宝くじの売り場を見て。 たまたま通りがかった日が「寅の日」で縁起の良い日でした。 7億円!!夢がありますね! 〈アドバイス〉 ① 1画目と5画目の中心をまっすぐ通したい。 ② 2画目の書き方は、筆を軽く置き左下方向へ少し力を加えながら書きます。最初に筆をトンっと強く置かないようにしましょう。 ③ 3画目最後のハネは、方向と大きさに気をつけましょう。 僕の以上に大きくなると、下部の線に衝突してしまいます。 ④ “うかんむり”の中に「玉」がすっぽりと収まるように書きます。 ⑤「玉」は高さを出して最終画の点を書きやすくしたいですが、高くしすぎると“うかんむり”との関係が悪くなる可能性があります。 ⑥最後の点は、なるべく横画に接しないようにしたい。 僕のは形が気に入らないので、もう少し良い形で書いてくださいね(^_^;) (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆
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【書道】「天」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【天】の書き方 前回7月7日の書き方ポイント投稿時、どちらにしようか迷った漢字を。天の川の「天」。 「天」を含む言葉はたくさんあるので、活かしていただければ嬉しいです! 〈アドバイス〉 ① 1画目はやや下に反るように書きました。直線的でも良いと思います。 ②左右の払いは、富士山のように左右対称に裾広がりにしましょう。角度は約45度くらい。 ③左払いは、最後(距離が10あるとしたら8あたり)まで筆圧を弱めず払うと、力のある左払いになります。 ④右払いは、2画目と3画目とが交わった線の中から書き始めます。右下に進むにつれて、だんだん力を加えて太くしていきます。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について >東京・赤坂教室について