「10.大筆」の記事一覧
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【書道】「葉」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【葉】の書き方 苦手な漢字という人が多そう🤔 下のアドバイスは、僕の書いてみての感想みたいなものですが、何か参考になれば嬉しいです✨ 〈アドバイス〉 ①草かんむりの横画は、ある程度の長さは必要です。なぜなら、「世」の3本の縦画をその内側に収めたいからです。 ② 「草かんむり・世・木」の3階建ての建物と考えて、それぞれの中心を縦に通しましょう。 草かんむりの2本の縦画の中央/「世」の中央の縦画/「木」の縦画が中心線上にきます。 ③たくさんある横画の長さの違いに注目しましょう。 4画目(「世」の1画目)を最も長くして強調します。 草かんむりと「木」の横画は同じ長さ(幅)で、8画目(「世」の一番下)の横画はそれらより少し短いです。 ④ 「木」の左右払いを伸びやかに長めに払っておくと、文字全体を下部でしっかり支えられる形になります。ただし、「世」の最長の横画よりも外に払い出ないでくださいね。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 漢字の書き方についてのブログ記事一覧は下記のページをご覧ください。 >漢字の書き方の記事一覧はこちら 他にも書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区)
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【書道】「印」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【印】の書き方 教室で使っている競書誌の課題に「印」字があったので、書き方ポイント投稿にしてみました😌 次回は【葉】にしようかなと👍 〈アドバイス〉 ① 1画目の左払いは短いですが、力強く書きましょう。 ② 3画目の横画は、2画目始筆部の少し下から書き始め、1画目左払いとの間隔を空けます。 ③ 3・4画目の横画は少し右上がりにして平行ですが、上がりすぎには注意です。ちょっと上がったかなという程度がちょうど良いです。また、中心線少し手前で止めます。 ④左右の高さを揃えると形が整います。2画目始筆部と5画目横部の、2画目終筆部と2画目ハネ部の高さです(画像参照)。 ⑤幅のある文字です。2画目と5画目折れ部の位置はどこが適切なのよく観察しましょう。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 漢字の書き方についてのブログ記事一覧は下記のページをご覧ください。 >漢字の書き方の記事一覧はこちら 他にも書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区)
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【書道・参考手本】山は紅葉(毛筆・大筆・楷書)
【山は紅葉】 山の木々が少しずつ色づき始めました。 今年は紅葉を見に行こうかな(^^) 競書誌「暁」10月号の小学5・6年生の課題より。 〈アドバイス〉 【山】・・・中央の縦画は長く、左右の短い縦画はその2分の1くらいの長さです。左右の縦画にも高低があります。 【は】・・・1画目を長めに書いておくと、右側の形が取りやすいです。 【紅】・・・糸へんは中心線よりはみ出さないように書きます。 【葉】・・・4画目(「世」の1画目)の横画を長く強調できるように、他の横画はそれより短く書きましょう。 各字の細かいアドバイスは以下の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「山は紅葉」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【山】の書き方はこちら >【は】の書き方はこちら >【葉】の書き方はこちら ※【紅】の書き方はまだ投稿がありません。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら
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【書道】臨書
臨書 年内の展覧会の制作を終えたので、久しぶりに古典臨書をしました。 基本に戻ることを忘れないようにしています。 しばらく臨書期間です。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について >東京・赤坂教室について >京都・御所南教室について Youtubeとインスタグラムでも書き方のポイントなど書道・習字について投稿しています。 よろしければご覧ください。 >書道教室Youtube >
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【書道】「為」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【為】の書き方 〈アドバイス〉 ① 2画目は日本刀のように長く書きます。払う角度は約45度。 ② 3本の横部の角度は、下の点画になるにつれて緩やかに(画像参照)。 ③階段状の部分の幅が広くなりすぎないように気をつけましょう。横幅ある文字ですが、太りすぎには注意。 ↑ココがポイント! ④最後の4つの点は5画目の横部に近づけます。点の大きさに違いがあるので、よく観察しましょう。大・小・小・中くらいです。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 漢字の書き方についてのブログ記事一覧は下記のページをご覧ください。 >漢字の書き方の記事一覧はこちら 他にも書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >
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【書道】「猫」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【猫】の書き方 先日、山種美術館で竹内栖鳳《班猫》を観たので。 〈アドバイス〉 ①「犭(けものへん)」と「苗」の上部の高さはほぼ同じ。「田」の下部は少し空けます。 ②「犭」について。 書き順を確認しましょう。上の左払い→反り→下の左払いの順です。 2画目の書き方は、直線で右下に進んだら(1画目の左払いを通過したら)右側に反らします。 (画像参照)。 2つの左払いは、払う角度が異なり、下の方が少し長いです。 ③「田」の4つの窓の大きさはほぼ同じに。パッと見て、揃っていればOK。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 漢字の書き方についてのブログ記事一覧は下記のページをご覧ください。 >漢字の書き方の記事一覧はこちら 他にも書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。
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【書道】「旅」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【旅】の書き方 美しい「旅」を書き、素敵な旅を。 少し前に家族で屋久島に行って来ました! 全日程晴れて良い思い出になりました。 〈アドバイス〉 ①「方」の3・4画目の書き順を確認しましょう。 ② 3画目の短い横画は、真横 or 少し右下に下げます。 また、3画目折れてからと4画目左払いの角度は異なります。ずっと延長していくと広がりますよ。 ③ 6画目は、2画目と同じ高さに書きます。 ④ 4画目左払いと10画目右払いとは、下のラインをだいたい揃えると綺麗にいくかもしれません。 (僕のは最終画が少し下になってますが。。) ⑤「方」に基準線—–を書きました。バランスを取る際に参考にしてくださいね。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 漢字の書き方についてのブログ記事一覧は下記のページをご覧ください。 >漢字の書き方の記事一覧はこちら 他にも書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら
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【書道・参考手本】首かざり(毛筆・大筆・楷書)
【首かざり】 競書誌「雪心」10月号の小学3年生の課題より。 〈アドバイス〉 【首】・・・上部(1~3画)と下部の「自」の中心を揃えましょう。5画の縦画を左の方から始めると中心がずれてしまいます。どこかから書けば良いかよく考えましょう。「自」は細長に。 【か】・・・1画目カーブの部分は中心線あたりで。この時、筆圧を少し弱めてカーブしましょう。 【ざ】・・・1画目は右上がりに書きます。2画目は少し反らしても大丈夫です。 【り】・・・2画とも少し丸みを帯びさせます。2画目の払いは下に向けて払うイメージで書きましょう。 各字の細かいアドバイスは以下の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「首かざり」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【か】の書き方はこちら >【さ】の書き方はこちら >【り】の書き方はこちら ※【首】の書き方はまだ投稿がありません。 ※【ざ】の書き方はまだ投稿していないため、代わりに【さ】の書き方を載せています。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆
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【書道】「城」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【城】の書き方 そこそこ納得のいく「城」が書けました! 〈アドバイス〉 ① 4画目は、内側に少し反って左下へ払います(画像参照)。反りすぎると、5画目以降の点画が右にズレてしまうので注意が必要です。 ② 5画目は、1画目の延長線上に書くと良い。 ③ 6画目は、5画目の二分の一弱の幅で書きます。 ④ 7画目の反りは、最長にして3等分にします(画像参照)。伸びやかに書きたいです。 また、6画目の折れ部と少し重なるくらいであれば問題ないですが、思いっきりぶつかるのは良くないと思うので、反り具合に気をつけましょう。 ⑤ 3画目の右上払いを除いて、横画の角度はほぼ平行にすると美しさが増します。 ⑥ 墨継ぎについて。 僕は運筆の流れ(気持ちのつながり)も考えながら書いています。 7画目のハネ後、墨継ぎをした方が残りの点画が書きやすくはなりますが、今回は流れを大切にして敢えて墨継ぎをしませんでした。 また、8画目の先は少し割れましたが、このくらいであれば問題ないことも示したかったのです。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 漢字の書き方についてのブログ記事一覧は下記のページをご覧ください。 >漢字の書き方の記事一覧はこちら 他にも書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >
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【書道・参考手本】本だな(毛筆・大筆・楷書)
【本だな】 書道をしていると、1年で展覧会図録などの本がたくさん増えますよね!? 書道あるあるです(^_^;) 競書誌「暁」10月号の小学2年生の課題より。 〈アドバイス〉 【本】・・・縦画を長くするとスタイル良くなります。左右の払いは伸びやかに。 【だ】・・・2画目は中心線やや左側から、左下を目掛けて長く書きます。 【な】・・・左上・右上・下の3つの部分の位置関係をよく観察しましょう。最終画の結び部は中心線上に。 各字の細かいアドバイスは以下の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「本だな」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【本】の書き方はこちら >【た】の書き方はこちら ※【だ】の書き方はまだ投稿していないため、代わりに【た】の書き方を載せています。 >【な】の書き方はこちら (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆