「10.大筆」の記事一覧
-
【書道・参考手本】「固い友情」(毛筆・大筆・行書)
【固い友情】(行書) 競書誌「雪心」2月号の小学6年生の課題を行書で書きました。 楷書課題を行書で書くのは、僕の密かな楽しみであり、実力試しでもあります😮 〈アドバイス〉 【固】・・・「囗」は丸みを帯びます。折れ部は楷書とは異なり、優しく折れます。 【い】・・・次の点画への繋がりを意識しましょう。 【友】・・・文字の概形は台形。最終画は”止め”にしましたが、右払いでも構いません。 【情】・・・「忄(りっしんべん)」の筆順に注意。1-2画目は一本の線のようになります。 「青」は3本の横画の間隔を狭くし、3本目の横画は上半分よりやや上にくるようにして重心を高く見せましょう。 ※ 筆路が分かりづらい部分は図示しましたので、以下の画像をご覧ください。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について
-
【書道】「好」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【好】の書き方 今日2月14日はバレンタインデー🍫 〈アドバイス〉 ①「女(おんなへん)」について。 ・1画目は傾いた「く」(右上を見上げたような形)のイメージです。上部を長くし、折れ部が左側に行き過ぎないように気をつけましょう。 ・2画目は直線的に払うのではなく、少し右側にふくらむように払うと良いです。 ・3画目は折れ部の少し上を通過するように右上に払います。この時、中心線より出ないこと。 ②旁の「子」について。 ・縦長な長方形に収まるような「子」を書きます。書き方は「子」と同じです。 >「子」の書き方はこちらをご覧ください。 ・「女」より若干大きく書きます。大きくしぎると、左右のバランスがものすごく悪く見えるので気をつけましょう。 ③ 左右に張り出した3画目と6画目とで文字のバランスを保っています。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 漢字の書き方についてのブログ記事一覧は下記のページをご覧ください。 >漢字の書き方の記事一覧はこちら この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を
-
【書道】「並」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【並】の書き方 最近は観光客が増えたのもあってか、多くの人が並んでいるお店をよく見ます🤔 あ、罫線入り下敷きを新しくしました✨ 揮毫動画がかなり見やすくなりました! 〈アドバイス〉 ①文字の概形は台形で、ほぼ左右対称。 僕のは少し高くなったかもしれないです😅 ②中央の縦画2本は垂直に書きます。 ③最終画は上に反らすタイプの横画にして、文字の形を落ち着かせましょう。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 漢字の書き方についてのブログ記事一覧は下記のページをご覧ください。 >漢字の書き方の記事一覧はこちら この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。
-
【書道・参考手本】「自然」(毛筆・大筆・楷書)
【自然】 競書誌「雪心」2月号の小学4年生の課題より。 コンクール向けに堂々と書きました! 画数の差がある分、2文字をバランスよく収めるのが難しい😭 〈アドバイス〉 【自】・・・ 1画目は中心やや左側から書き始めます。本来は細長な形ですが、この場合は「然」とのバランスを取るためにやや幅を広くしました。横画の間隔は均等に書きます。 【然】・・・ 1・2画目の払う角度と長さで、文字の形が決まると思います。2画目は立て気味で払い、「犬」の右払いはそれと同じ角度で払いましょう。 「灬(れっか・れんが)」の真ん中2つの大きさは少し小さめです。上部に負けないくらい存在感のある点を書きたい。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について >東京・赤坂教室について >
-
【書道】「岡」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【岡】の書き方 静岡県・岡山県・福岡県にお住いの方、お名前に「岡」が付く方、参考にしていただけると嬉しいです☺️ 〈アドバイス〉 ①概形は縦長な長方形。 ②左右の縦部は長く垂直に書きます。右側の縦部の方が少し長いです。 ③「冂」に対して、内側の部分をどの高さに収めるかがポイント。 3-4画目はゆったりと、5画目の横画は「冂」の真ん中よりやや上に書きます。あとは、下部を空けることを意識して「山」を扁平に小さく書きます。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 漢字の書き方についてのブログ記事一覧は下記のページをご覧ください。 >漢字の書き方の記事一覧はこちら この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について >
-
【書道・参考手本】「世界平和」(毛筆・大筆・楷書)
【世界平和】 日本武道館の月刊「書写書道」1月号の小学6年生課題より。 世界平和への願いを込めて🌏 〈アドバイス〉 【世】・・・3本の縦部は全て垂直ではありません。中央は垂直、左右はやや内側に向けます。 【界】・・・「田」をやや扁平にします。 8画目の払い方は、最初は垂直に下ろし、半分あたりから左下へ払います。この時、滑らかなカーブを意識して、急に曲がらないようにしましょう。 【平】・・・上部の空間をゆったりさせたい。全ての点画の距離(位置)を頭に入れて書きましょう。最終画の縦画は長く伸びやかに。 【和】・・・「禾(のぎへん)」に対して、どのくらいの大きさで「口」を書くかがポイント。他の文字の大きさと合わせたいですね。 各字の細かいアドバイスは以下の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「世界平和」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【世】の書き方はこちら ※【界】の書き方はまだ投稿がありません。 >【平】の書き方はこちら >【和】の書き方はこちら (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら
-
【書道】「私」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【私】の書き方 わたし。🧏🏻 〈アドバイス〉 ① 1画目の短い左払いの方向に気をつけましょう。どうしても下に向いてしまう場合は、真横に払うイメージで払ってみましょう。 ②「禾(のぎへん)」の右側を中心線やや左側(この字の場合は中心線でもOK)で縦にだいたい揃えます。 ③ 5画目の点(「禾」の最終画 )は、2・3画目の交差点よりやや下から書き始めます。 ④「厶」の位置・概形・書き始めについて。 位置は、「禾(のぎへん)」に対して真ん中でも良いし、真ん中よりわずかに下でも良いです。僕は後者で書いています。 概形は、二等辺三角形。最終画はかなり外側に向けて書きます。文字の幅も出てどっしりとした印象になります。 書き始めは、2画目横画の延長線上辺りから。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 漢字の書き方についてのブログ記事一覧は下記のページをご覧ください。 >漢字の書き方の記事一覧はこちら この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区)
-
【書道】「節」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【節】の書き方 明日2月3日は節分👹 〈アドバイス〉 ①「⺮(たけかんむり)」でしっかり幅を出します。左右の横画は、短い左払いの下方(3分の2の辺り)から書き始めます。 また、3・6画目の内側に向ける具合と下部のラインはそろえます。 → 他の「⺮(たけかんむり)」の漢字にも使えます! ② 7・12画目の折れ部について。 それぞれ内側に向けるのは共通していますが、向け方が異なります。7画目は直線的、12画目は少しカーブして書きます。 ③「卩」は左部に対して下にズレています。上部を空け、最終画の終筆部はかなり下方です。 また、内側の空間が広くなりすぎないようにして、引き締まった「卩」を目指しましょう。 〈つぶやき〉 最終画はもう何ミリか右でも良かったかも😅 この何ミリかのズレが、文字のバランスや美しさに影響すると思う時があります。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 漢字の書き方についてのブログ記事一覧は下記のページをご覧ください。 >漢字の書き方の記事一覧はこちら この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆
-
【書道】「必」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【必】の書き方 苦手だという方は、ぜひ得意になってくださいね✊🏻 〈アドバイス〉 ①書き順に気をつけましょう。間違えて覚えている方が多いように感じるので再確認を。 ②画像の朱●印の部分は、それぞれの点画の始筆からの距離を等しくします。ここが広すぎると、スカスカな文字になってしまうので気をつけましょう。 ③ 4・5画目は左・右の端に位置します。 ④ 1・4・5画目は堂々と大きく書くと、②のスカスカな文字になることも回避できるし、文字のバランスも良くなると思います。 ⑤次の点画への繋がりを意識したいですね。 文字が大きいこともあり、最初にたくさん墨を付けて墨継ぎなしで書きました。墨継ぎ&穂先を整える場合は、4画目が良いと思います。 (一画一画 墨継ぎ&穂先を整えることは、次の点画への繋がりが無くなるのであまりおすすめしません😅) (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 漢字の書き方についてのブログ記事一覧は下記のページをご覧ください。 >漢字の書き方の記事一覧はこちら この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区)
-
【書道・参考手本】「ゆめ」(毛筆・大筆・楷書)
【ゆめ】 競書誌「暁」1月号の小学1年生の課題より。 小学校の卒業式で、「伝統文化を守る有名な書道家になる」というようなことを保護者・全校生徒の前で宣言しました! 今考えると、大き過ぎる夢ですね😅 〈アドバイス〉 【ゆ】・・・左下にある折れの部分は深く折れます。分かりやすく言うと、来た道を少し戻るようにして、右上に進んで右回転します。 2画目は中心線より右側から書き始め、内側の空間の大きさが異なるようにします。 【め】・・・1画目は少しカーブさせて内側に向けますが、中心線より右側に出ないように気をつけましょう。 2画目は1画目より高い位置から書き始め、腕を使って大きく右回転しましょう。 各字の細かいアドバイスは以下の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「ゆめ」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【ゆ】の書き方はこちら >【め】の書き方はこちら ※【夢】の書き方はこちら (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆