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【書道】「天」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【天】の書き方 前回7月7日の書き方ポイント投稿時、どちらにしようか迷った漢字を。天の川の「天」。 「天」を含む言葉はたくさんあるので、活かしていただければ嬉しいです! 〈アドバイス〉 ① 1画目はやや下に反るように書きました。直線的でも良いと思います。 ②左右の払いは、富士山のように左右対称に裾広がりにしましょう。角度は約45度くらい。 ③左払いは、最後(距離が10あるとしたら8あたり)まで筆圧を弱めず払うと、力のある左払いになります。 ④右払いは、2画目と3画目とが交わった線の中から書き始めます。右下に進むにつれて、だんだん力を加えて太くしていきます。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について >東京・赤坂教室について
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【書道】「ほたる」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【ほたる】 令和4年度JA共済 全国小・中学生書道コンクール、小学2年の半紙課題より。 2つの結びをどうように処理するか試されている課題かなと。 結びの部分では、筆がねじれたり、ガサガサになりやすいので、僕は結びのある点画で墨を付けて書きます! そうすることで、少しでもなめらかに筆を運ぶことができますよ。 〈アドバイス〉 【ほ】・・・1画目は長めに。最後の結びが大きくならないようにしましょう。 【た】・・・2画目の角度をよく観察しましょう。 【る】・・・斜線部を長くし、卵形に右回転します。結びは中心線上にくるようにし、「ほ」と同様に結びが大きくならないように気をつけましょう。 各字の細かいアドバイスは下記の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「ほたる」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【ほ】の書き方はこちら >【た】の書き方はこちら >【る】の書き方はこちら (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら
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【書道】「願」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【願】の書き方 今日7月7日は七夕。 皆さんは短冊にどんなお願いを書きましたか? 〈アドバイス〉 ①「原」と「頁」の幅は1対1、高さは同じくらい。 ② 2画目の左払いは、下方向に払う意識を強めに持って払うと良い。すぐに左に向けて払うと、幅広の字形になったり、バランスが悪くなります。 ③「原」の下部にある「小」の縦画を長くして、重心をやや上にしたい。 ④横画が9本と多いですね。縦画より細く書いて、その間隔を広やかに見せたい。その角度はどれも似ていると整って見えます。 僕のは、「原」の横画が「頁」のに比べて少し右上がりになりました(^_^;) (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について
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【書道】「みち」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【みち】 令和4年度JA共済 全国小・中学生書道コンクール、小学1年の半紙課題より。 今日から半紙課題を載せていきますね! 僕が応募するならこんな感じ、というものになりますが… いつもの半紙投稿とは異なり、太く強く(癖は少なめ)書きました! コンクールとなると、正しく書けていることに加えて、子どもらしさ・元気があるなど、訴えかけるものや光るものがないといけないですよね。 この課題に挑戦している小学1年生の参考になれば嬉しいです! ベストを尽くして納得のいく作品を作ってほしいです。 〈アドバイス〉 【み】・・・1画目の斜線は長く書き、結び後の横部は右下に下げます。 2画目の払う方向は工夫が必要かも。「ち」の2画目の始筆と衝突しないようにしたい。 斜線をもう少しだけ長くし、結びの部分をその分大きくしたら良かったな、、反省。。 【ち】・・・縦長な字形を意識しましょう。最後の小さな「つ」の部分は、右に大きく回らないようにし、中心線あたりで払い終わります。 各字の細かいアドバイスは下記の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「みち」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【み】の書き方はこちら >【ち】の書き方はこちら (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室)
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【書道】「桃」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【桃】の書き方 ピーチパフェ食べました。 桃好きには堪らない!! 旬のものはなるべく食べたい! 〈アドバイス〉 ①意外と幅広な漢字。木へんは中心線側に寄せるというより、かなり左側に書くという意識の方が良いと思います。 ②木へんの縦画は、1画目の横画より下を長くしておくと、「兆」がゆったり書けます。 ③「兆」の書き順に注意。 左払いは中心線に沿うよう(線の左側が中心線に触れるか触れないような所)に書くと良い。 左右の点と短い払いの大きさは、だいたいそろえると整って見えます。 ④「儿」は左右ともに垂直部を長くします。 ⑤ 8画目のハネは大きく太くしない。9・10画目が書きやすくなりますよ。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区)
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【書道・日常書】競書誌「暁」2020年7月号の日常書基礎課題に掲載された参考手本
日常書(小筆) 2020年の競書誌「暁」7月号の日常書基礎課題に掲載された参考手本。 半紙に1~6文字を収めるのより難しいと思います。 文字数が多くなるほど、「ここは良いのに、こっちが失敗」っていうところが多くなる。 平均的に書けるように練習が必要です。 今夏、花火するか見たくなりました。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について >東京・赤坂教室について >京都・御所南教室について Youtubeとインスタグラムでも書き方のポイントなど書道・習字について投稿しています。 よろしければご覧ください。 >
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母校の書道学会
今日は大東文化大学の学会へ行ってきました。 板橋校舎、東武練馬駅、懐かしすぎます!! 僕らの代は、卒業してもずっと学会の日に集まるくらい仲良しです! 毎回、小さな同窓会をしてる感じです。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について >東京・赤坂教室について >京都・御所南教室について Youtubeとインスタグラムでも書き方のポイントなど書道・習字について投稿しています。 よろしければご覧ください。 >
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【書道】「暑」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【暑】の書き方 今日から7月 教室を始めて早一年。あっという間でした! 僕の誕生月でもあります。 それにしても毎日ほんと暑すぎます。 今回は、バランスが取りづらそうな「暑」。 〈アドバイス〉 ①複雑な漢字なので、太細を付けながら書きます。太い線で全てを書こうとすると、文字が怪獣のように大きくなってしまいます。気をつけましょう。 ②全て横画の角度をだいたいそろえる(パッと見た時にそろって入れば良い)。最後まで気が抜けないです。 ③上部の「日」と「土」の横画の間隔を等しくする。 ④ 7画目は長く強調し(かなり長い)、少し上に反らします。 ⑤ 8画目の書き始めの位置は、2画目終筆部の右横あたりからです。長く払います。 ⑥下部の「日」の右側のラインは、5画目(「土」の1本目の横画)終筆部とほぼ同じラインにしておくと整った形になると思います。上部「日」の折れ部のラインよりは少し内側ですね。 ⑦余裕があれば、、 一筆で書ければそれに越したことはないですが、画数が多いのでどこで墨を補うかも考えたい漢字ですね。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆
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【書道・臨書動画】花蓮(王羲之「集王聖教序」より)毛筆・大筆・行書
【花蓮】 王羲之「集王聖教序」より。 初めての古典臨書の動画投稿。 こんなものもこれから投稿しようかな?? 朱墨で揮毫動画の撮影していると、高校の非常勤講師(書道)として授業していた頃を思い出します。 【蓮】の「車」の中央の縦画をもう少し倒して、前傾姿勢にすれば良かったですね。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について >東京・赤坂教室について >京都・御所南教室について Youtubeとインスタグラムでも書き方のポイントなど書道・習字について投稿しています。 よろしければご覧ください。
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書道・参考手本【天気予報】毛筆・大筆・楷書
【天気予報】 競書誌「暁」6月号の中学生の課題より。 「予」が少し大きかったようです(^_^;) 4文字を半紙にバランス良く収めるのは本当に難しい。 〈アドバイス〉 【天】・・・左右の払いを伸びやかに書き、文字を大きく見せたい。 【気】・・・上部の幅はあまり出さず、4画目(折れた後)は内側に反りながら右側に張り出すように書きます。 「メ」の左払いを長めにして、文字のバランスを取ります。 【予】・・・上下でしっかり中心を通したい。 【報】・・・旁(右側)の書き順に注意。9画目は「𠃌」、10画目は縦画です。 偏と旁ともに重心を高くして足長に見えるように書きたい。→横画を細く書くと良い。→複雑な漢字の場合、細い線を使い、文字をスッキリ見せよう。 各字の細かいアドバイスは下記の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「天気予報」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【天】の書き方はこちら >【気】の書き方はこちら >【予】の書き方はこちら ※【報】の書き方はまだ投稿がありません。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。