「10.大筆」の記事一覧
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【書道/習字】「災」の書き方とコツ&お手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【災】の書き方 今日9月1日は、防災の日🚒 今年は関東大震災から100年になるそうです。 良い意味の文字ではないので書きたくはないですが、こんな日にしか書かないと思って書きました😭 〈アドバイス〉 ① 上部に3つの「く」、下部に「火」の漢字。 上部と下部の幅と高さについて(湯淺イメージ)。 幅・・・下部(左右払い)の幅を上部より少し広く。 高さ ・・・「巛」の高さを1とするならば、「火」は1.5くらい。 ② 3つの「く」は全て同じ形・大きさで、それぞれ等間隔に書きます。 折れ部と終筆部をしっかり書きましょう。 ③「火」は上半分の高さはありませんが、下半分はゆったりしています。「火」という文字の書き方を思い出しながら書きましょう。 また、左右払いを最大幅にします。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 漢字の書き方についてのブログ記事一覧は下記のページをご覧ください。 >漢字の書き方の記事一覧はこちら 他にもブログで書道・習字のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら
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【書道/習字】「夕」の書き方とコツ&お手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【夕】の書き方 長短の左払いや折れ方の筆遣いを確認できますね🤔 〈アドバイス〉 ① 1画目は中心よりやや左側から書き始めます。短い払いですが、力強く払いましょう。 ② 2画目は1画目の始筆部を少し出すように書きます。この接し方は強い形に見えます。 ③上下に払いがありますが、払う角度がわずかに異なります。下の払いの方がほんの少しだけ立てて払います。 角度を変えすぎるとバランスが崩れるので、気をつけましょう。「払う方向を僅かに変化させるんだ」くらいで覚えてもらえば良いかと🤔 ④ 3画目は、2画目の払いの勢いを受けて(つながる意識を持って)書きましょう。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 漢字の書き方についてのブログ記事一覧は下記のページをご覧ください。 >漢字の書き方の記事一覧はこちら 他にもブログで書道・習字のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。
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【書道/習字】「幸福」の書き方とコツ&お手本動画(毛筆・大筆・楷書)
半紙2文字「幸福」 皆さんは幸福度を高めるためにしている事はありますか? 私は美味しいものを食べる!旅行に行く!など何か頑張れる目標を立てて日々生活しています🤩 (🎬動画は1.2倍速です。) ポイント⚠️ ✔︎『幸』•••外形はひし形です。3画目を最大幅にしましょう。2画目と8画目の縦画は中心線に書きます。4画目、5画目は内側に入ります。 ✔︎『福』•••「偏(へん)」と「旁(つくり)」で幅が異なります。「ネ」は幅を狭く、縦長に書きましょう。「畐」の上下は余白を空けます。中の余白も等間隔に空けましょう。 (五郎川千香子/京都・御所南教室) ↑ここまでは、五郎川千香子(松本松栄堂書道教室 京都・御所南教室)による「幸福」の解説と揮毫でした。 ↓ここからは、湯淺光峰(松本松栄堂 書道教室)による「幸福」の解説と揮毫です。 【幸福】 高さのある二文字なので、太細や線の反りなどを使って半紙に上手く収めたい課題です🧐 〈アドバイス〉 【幸】・・・横画の長さの違いに気をつけましょう。縦画は中心線上に書きます。 【福】・・・礻(しめすへん)は縦長に書きます。旁(つくり:右側の部分)は引き締まった形で書き、大きくなりすぎないようにしましょう。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 各字の細かいアドバイスは以下の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「幸福」では、二文字を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。
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【書道】第39回 読売書法展(2023年)湯淺の出品作品「戴星」
第39回 読売書法展 -2023年- 「戴星」(縦127cm × 横97cm) 秉炬夜離驛 戴星出西關 今回、読売俊英賞を頂いた作品。 有難う御座いました🙇♂️ 拙作は国立新美術館1階1D-8 に陳列されています。 ど真ん中にある「戴」は、今春に成田山書道美術館で開催された尾崎邑鵬展でこの字を拝見して詩文を探しました🧐 お時間ございましたら、ご高覧ください。 ✿ 第39回 読売書法展 東京展 第1会場:国立新美術館 8/25-9/3 ※8/29は休館。 第2会場:東京都美術館 8/23-29 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら
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【書道】ひらがな「ん」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【ん】の書き方(毛筆) ひらがな投稿の最後の文字!! 〈アドバイス〉 ①左下への斜線は伸びやかに書きたいですね。 スタートとゴールを決めたら、スーッと線を引きましょう。 ② 2ヶ所の折れ部では、一旦止まってから折れます。 止まらず書くと、ニョロニョロへびのようになってしまう恐れがあります。 ③ほぼ中心で下に折れる部分は、下方向に長く進まずカーブして右上に払います。 「え」の下部と似ていますが異なります。気をつけましょう! ④文字の下部をそろえると、正面を向いている姿に見えます。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 他の「ひらがな」の書き方は下記のリンク先をご覧ください。 >ひらがなの書き方の記事一覧はこちら 他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区)
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【書道/習字】「涼」の書き方とコツ&お手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【涼】の書き方 はやく涼しくな〜れ🎐🍃 〈アドバイス〉 ①「氵(さんずい)」について。 ・幅を狭くします。 ・3画の間隔は異なります。 ・1画目と3画目の払い終わりをだいたいそろえます。これは「氵」の漢字に共通して言えることです。右側の部分との関係が良くなりますよ。 ②「京」について。 ・「氵(さんずい)」より高さがある(大きい)ので、「京」の1画目と8画目のハネ部の位置を確認しましょう。 ・「口」は小さく扁平に書きましょう。上部の長い横画より幅を狭くします。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 漢字の書き方についてのブログ記事一覧は下記のページをご覧ください。 >漢字の書き方の記事一覧はこちら 他にもブログで書道・習字のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。
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【書道】ひらがな「を」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【を】の書き方(毛筆) 子どもも大人も、苦手意識を持つ方が多そうなひらがなかなと思います。 文字の形やポイントが分かると書けるようになるので、苦手な方は是非この機会に練習してみてください(^^) 〈ポイント〉 ❶ 1画目と3画目の起筆は、中心線から遠く離れた所から書き始めます。 ❷ 2画目の縦部は中心線上にきます。 〈アドバイス〉 ① 2画目の斜めから横に折れる部分は上がり過ぎないように。横に行く意識が強めです。 ② 3画目は、「と」の2画目の書き方をイメージしましょう。ただし、カーブは「と」ほど大きくは回りません(少しとんがり気味)。起筆の位置はもう少し低い所からでも良いと思います。 ③ 2ヶ所あるカーブは、少し筆圧を弱めながら曲がります。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 他の「ひらがな」の書き方は下記のリンク先をご覧ください。 >ひらがなの書き方の記事一覧はこちら 他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を
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【書道】ひらがな「ゑ」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【ゑ】の書き方(毛筆) ヱビスビールやヱヴァンゲリヲンの「ヱ」のひらがなです。 〈アドバイス〉 ①文字の概形は三角形。 「る」は小さく書きますが、字幅はある程度あります。 ②下部は点を3つ離さずに書くイメージです。 字源は「恵」なので、下部は「心」になりますよ。 ③「る」から下部へ進んで一旦止まって折れる部分は、ツンっと壁に当たって折り返すイメージです。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 他の「ひらがな」の書き方は下記のリンク先をご覧ください。 >ひらがなの書き方の記事一覧はこちら 他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >
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【書道】ひらがな「ゐ」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【ゐ】の書き方(毛筆) ほぼ使わないひらがなですが、ちゃんと書いておきます。 「わ」の次は「を・ん」だと思っていた方、ごめんなさい。 もうしばらくお待ちください。次は「ゑ」です。 〈アドバイス〉 ①文字の形は「る」に似ています。 筆遣いは「の・み」と「る」と同じです。 ②左下への斜線を書いた後、一旦止めて上に上がる部分は、「の・み」と同じ筆遣いです。 僕の筆遣いは、止まったら筆を立てて、筆の向こう側(反対側)を使う(筆を返す)ように書きます。 →筆を立てて、穂先がまとまった事を確認してから次の動きに移ることがポイントです。 これは、結びでも使えますよ。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 他の「ひらがな」の書き方は下記のリンク先をご覧ください。 >ひらがなの書き方の記事一覧はこちら 他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区)
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【書道/習字】「朝の散歩」の書き方とコツ&お手本(毛筆・大筆・楷書)
【朝の散歩】 涼しい朝だと心地良さそうですが、今は暑いですね🚶🏻… 競書誌「雪心」8月号の中学生の課題より。 〈アドバイス〉 【朝】・・・2・8画目の縦画は真っ直ぐ縦を通します。「月」は細長く書きましょう。全ての横画はほぼ平行するとより整って見えます。 【の】・・・概形は円形。左下からの回転部は筆の穂先も使いながら、線の太細をつけてメリハリのある文字を目指したいですね。 【散】・・・「月」の幅は2・3画の幅くらいにすると良いです。 「攵(のぶん)」の点画がどこで接するのか覚えましょう。また、その横幅は本来、もう少し広くしますが、隣の【朝】との関係を考えて幅を少し抑えました。 【歩】・・・「止」は二等辺三角形をイメージして扁平にします。最終画は線の強い左払いを目指しましょう。 各字の細かいアドバイスは以下の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「朝の散歩」では、四文字を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【朝】の書き方はこちら >【の】の書き方はこちら ※【散】の書き方はまだ投稿がありません。 >【歩】の書き方はこちら (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道・習字のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら