「13.楷書」の記事一覧
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【書道】「高」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【高】の書き方 香川県高松市出身で、書道教室が東京・日本橋高島屋の横隣ということで【高】です。 住所やお名前にもよく使われる文字なので、お役に立てれば嬉しいです☺️ 〈アドバイス〉 ①ほぼ左右対称の字形です。中心線を挟んで、左右同じ長さくらいということです。 ②「口」の大きさについてですが、上下同じ大きさでも良いし、下の「口」をほん僅かに小さくしても良いです。 ③ 6、7画目の縦画は意外と長いです。長くすると高さが出て、下の「口」が書きやすくなります。 ④ 7画目のハネを大きくしすぎないように気をつけましょう。 ⑤下の「口」の位置は上の方に書きます。 ⑥縦画の内側に向ける具合はほぼ同じにすると、より形が整います。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。
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【書道・参考手本】船に乗る(毛筆・大筆・楷書)
【船に乗る】 競書誌「暁」8月号の小学3・4年生の課題より。 〈アドバイス〉 【船】・・・「舟」は左側に細長く書き、「㕣」のスペースを確保します。8画目の右払いは書きづらいですが、少しでも伸びやかに見えるように工夫しましょう。 【に】・・・右側の「こ」は同じ幅で書きます。 【乗】・・・ほぼ左右対称な文字。中央部の4つの窓の大きさは等間隔にします。 【る】・・・下部のは左右に幅を出します。最後の結びは中心線上に。 各字の細かいアドバイスは以下の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「船に乗る」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【に】の書き方はこちら >【る】の書き方はこちら ※【船】と【乗】の書き方はまだ投稿がありません。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区)
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【書道】「夜」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【夜】の書き方 小学生の頃は苦手だったような気がします。 苦手意識を無くすには、「この人の書く文字上手いな」と思う人の字を観察したり研究したりすることが近道だと思います。この過程はものすごく大切な事です。 僕は宮澤正明先生の文字が好きで、よく観察しています! 〈アドバイス〉 ① 3画目の左払いと8画目の右払いは、「亠」の幅より出します。 ② 8画目の一旦止まる位置の目安は、2画目終筆部または6画目(「ク」)の折れ部あたり。 僕のは後者。 最後の右払いを伸びやかに長く書きたい方は前者で書いてください。 ③「タ」の傾きと大きさ、8画目の右払いの角度に気をつけて書きましょう。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。
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【書道】「山」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【山】の書き方 〈アドバイス〉 ① 1画目の終筆は軽く止まります。しっかりとした止めを作ってしまうと、2画目の横画からその止めが出てしまいます。 ② 2画目の折れ部は、筆の角度をそのままにして、またはわずかに角度をかえて押さえ直して横に進みます。 ③ 2画目の横画は少し上に反らせて書きます。右に上がりすぎるとバランスが崩れるので気をつけましょう。 ④ 3画目の終筆部を少し出します。その時、2画目の折れ部の位置くらいまで出すと、両足で立った姿になり、綺麗に見えます。 ⑤左右の縦画は、中央の縦画の2分の1くらいの高さからです。左右の縦画の長さは少し異なることを頭に入れて書きましょう。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) 香川県はおむすび山が多いです。 帰省中にと、帰りの機内から撮った山をいくつか載せてみました! 香川県の飯野山(別名 讃岐富士)↓ 香川県上空の山々↓ 機内からの富士山↓ この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。
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【書道・参考手本】競書誌の手本サンプル
手本サンプル ある競書誌の編集室から、小学生3~6年生の毛筆・硬筆課題の手本サンプルの揮毫依頼がありましたので、先日お送りしました。 手本揮毫担当になれるかまだ分かりませんが、有難いお話です。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について >東京・赤坂教室について >京都・御所南教室について Youtubeとインスタグラムでも書き方のポイントなど書道・習字について投稿しています。 よろしければご覧ください。 >書道教室Youtube >
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【書道】「光」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【光】の書き方 僕の雅号「光峰」の一字でもある字。 〈アドバイス〉 ① 3画目は2画目よりも少し高い位置に書きます。 ②「儿」の下部はそろえます。始筆の位置をよく確認してから書きましょう。 ③最終画の“曲がり”の部分では、少し筆圧を弱めて曲がり、曲がり終わったらまた少しずつ筆圧を強めて行きます。 ④上部(1~3画目)と下部「儿」の高さの割合はだいたい1:1。「儿」がすこし長くなっても構いません。→僕のは少し長くしています。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について >東京・赤坂教室について >京都・御所南教室について
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書道・参考手本【希望】毛筆・大筆・楷書
【希望】 書道コンクールでよく見かける課題ですね。 競書誌「雪心」7月号の小学5年生の課題でもありました。 「月」を倒しすぎましたかね(^_^;) 各字の細かいアドバイスは以下の投稿もご覧ください。 揮毫動画もあります。 なお、「希望」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。 >【希】の書き方はこちら >【望】の書き方はこちら (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について
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【書道】「盆」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【盆】の書き方 明日からお盆ですね! 2年ぶりに帰省します。今回は往復空路? 明日の夜に飛ぶ予定でしたが、台風8号の影響がありそうなので新幹線に変更しようか考え中。 〈アドバイス〉 ①「分」と「皿」の中心を通したい。 ②「八」と「皿」最終画の幅は同じくらいです。 ③ 3画目折れた後は内側に向け、中心線手前ではねます。中心線を越えないようにしましょう。 ④「皿」縦部の内側への向け具合はよく似ている方がバランスは取りやすいです。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆ 書道・習字教室を ・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区) ・京都市の御所南(中京区) で行っています。 体験レッスンも随時受付中です。 教室の詳細は下記のページをご覧ください。 >東京・日本橋教室について
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【書道】「希」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【希】の書き方 前回の【望】の書き方ポイント投稿に続き、【希】です。 一覧画面で縦に「希望」となっています。 >【望】の書き方ポイントはこちら >【希望】の投稿はこちら 〈アドバイス〉 ①「メ」は中心に小さく書きますが、筆をゆったり運び、スケールが小さくならないようにしましょう。 ②「布」の筆順は見違えやすいので注意です。左払い→長い横画の順です。 ③ 3画目の左払いの終筆部は、4画目の始筆部の位置に揃えるor少し手前で払い終わると良いと思います。筆順の都合上、4画目の始筆がどの辺りにくるか予測して3画目を書きましょう。 ④ 4画目の横画は、思っているより右の方までいきます。長いですよ。 ⑤ポイントとなる位置。 1画目は中心線やや右側から、3画目(「布」の左払い)は中心線やや左側から書き始めます。 最終画の縦画は中心線やや右側(線の左端が中心線を沿うような位置)に書きます。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら ◆お知らせ◆
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【書道】「望」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【望】の書き方 教室の小学生が「希望」という課題にトライしているので投稿しました! 「望」が付くお名前の方も沢山いますよね。 >【希】の書き方ポイントはこちら >【希望】の投稿はこちら 「亡・月・王」の3つの部品をパズルのように上手くはめ込みたいです。 是非練習してみてください(^^) 〈アドバイス〉 ①上部の「亡・月」はだいたい同じ幅・高さで書きます。「月」のハネ部を少し長くする(※画像の図示を参照)のはポイントだと思います。 ②「亡」の2画目と3画目の終筆位置は、3画目の方が中心線の少し手前です。 ③「月」は、三日月をイメージして、やや傾けます。左払いは3画目(「亡」の下の横部)を目掛けて払うと良い。 ④「王」はやや扁平にします。 横画は上から、下に反る・直線的・上に反るように書きました。縦画は中心線上に書きます。 最終画の横画は、上部の「亡・月」の幅より狭くするため、長くし過ぎないように。 ⑤上部の「亡・月」と下部の「王」は同じ高さでも良いと思いますが、僕はしっくりきませんでした。上部をほんの少し高く書き、重心を落としてどっしりと構えさせました。 (湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室) この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。 よろしければご覧ください。 >ブログ記事の一覧はこちら