ブログ
Blog
書道・参考手本【長い梅雨】毛筆・大筆・楷書
【長い梅雨】
今年の梅雨明けは平年より早い所が多いみたいです。
関東甲信は7月中旬らしく、まだまだ先ですね。
競書誌「暁」6月号の小学5・6年生の課題より。
〈アドバイス〉
【長】・・・書き順に注意。1画目は縦画、あとは横画4本を連続で書きます。上部の幅を狭くしないと、大きい文字になってしまうので気をつけましょう。
【い】・・・始筆の高さをそろえる。2画ともに外に膨らむ(丸みを帯びる)ように書きます。
【梅】・・・半紙の都合で3画目の左払いが長く書けません。こんな時は紙のギリギリまでゆっくり払うと良いですよ。ゆっくり払いますが、伸びやかに書きたい。
“ゆっくりと”と“伸びやかに”は矛盾しているように思えますが、日頃から練習していればできます!この技術があれば、色んな長さ・方向に払うことが可能になります。勢いだけで払うのは危険です。
【雨】・・・2・3画目の縦部は内側に向けますが、向け過ぎには気をつけましょう。中の4つの点を書くスペースが小さくなってしまいます。
1画目はもう少し長くても良かったかなと。
各字の細かいアドバイスは下記の投稿もご覧ください。
揮毫動画もあります。
なお、「長い梅雨」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。
(湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室)
この記事の他にもブログで書道のポイント等を投稿しています。
よろしければご覧ください。
◆お知らせ◆
書道・習字教室を
・東京都の日本橋(中央区)と赤坂(港区)
・京都市の御所南(中京区)
で行っています。
体験レッスンも随時受付中です。
教室の詳細は下記のページをご覧ください。
Youtubeとインスタグラムでも書き方のポイントなど書道・習字について投稿しています。
よろしければご覧ください。