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【書道】「発芽の時」の書き方とコツ&手本動画(毛筆・大筆・楷書)
【発芽の時】
令和4年度JA共済 全国小・中学生書道コンクール、小学6年の半紙課題より。
この課題は、隣の文字のギリギリを攻めました!
上記の手本動画では、【の】の払いはもっと上手く払いたかったですし、【時】の位置が少し下がりました。反省点多め(^_^;)
〈アドバイス〉
【発】・・・左右払いの下の高さをだいたいそろえます。“癶(はつがしら)”の中に下部を収めます。
“癶(はつがしら)”の大きさ、左右払いの長さ・角度など、上手く収めるには工夫しなければならない事がたくさんありますが、バランス良く書ける形を見つけましょう。
【芽】・・・草かんむりの縦画の下部をそろえて、「牙」を書きやすくしましょう。「牙」の足を長く見せたいので、横画をやや細くしたり、上に反らせると良いかも。
6画目の最も長い横画は、隣に来る【時】との関係を考えて、どこから書き始めたら良いか考えよう。左に大きく張り出すのは避けた方が良いかも。
【の】・・・隣の【発】の左払いの位置に注意しながら書きたい。他の漢字3字より少し小さく書きましょう。
【時】・・・「日」も「寺」も幅広になりすぎないように。6画目(「寺」の2画目)の始筆をしっかり出すことで、スッキリ見えてスケールが少し大きくなります。【芽】との重心をそろえましょう。
僕のは、少し大きくなりました(^_^;)
それか、【芽】が小さかったのかも、、
この夏休みにコンクール課題に挑戦する子供たちには、反省と修正を繰り返しながら精度を高め、自分の納得のいく作品を仕上げてほいです。
その努力は次に生かせると思います!
各字の細かいアドバイスは下記の投稿もご覧ください。
揮毫動画もあります。
なお、「発芽の時」では、多字数を紙面にバランスよく収める工夫をしているため、以下の投稿の一文字書きとは書き方が若干異なる場合もあります。
※【発】と【時】の書き方はまだ投稿がありません。
(湯淺光峰/松本松栄堂 書道教室)
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